もう、キスだけじゃ足んない。



いつもはストレートな髪が、今はゆるく巻かれている。


ルームウェアっていうの?

膝上10センチくらい、真っ白な胸元と足がまぶしい白のキャミソールワンピース。

上には同じ色の、透けたレースのカーディガンを羽織っていて。


「……」


っ……やっば、い……。

瞬く間に波打つ心臓。


妖精かよ……。


軽くメイクもしてるっぽいけど、はずかしそうにほんのり赤く染めた頬とか、伏せた長いまつげとか。


それだけでもう、言葉にできないくらい、色っぽいのに。

真っ白なのを着ているせいか、純粋さと透明感がほんとにやばい。


────染め上げたくなる。


それを脱がせて、体中に痕つけて。


その顔が羞恥に濡れて、俺しか見えなくなるまで。

俺を求めてくるようになるまで、めちゃくちゃにしたくなる。


『はる、か……』


ゆっくり上がった顔が、まっすぐ俺を見つめて。


『遥……』


はずかしさに震えた心の声が、再度俺をよんで。


「胡……」


思わず手を伸ばしかけたとき。


「かわいいね、胡桃ちゃん。
ほんっとに綺麗」


「早生、先輩……」