もう、キスだけじゃ足んない。



「いや〜、ほんっと似合ってるよね胡桃!
そのポリス服!」


「あ、ありがとう……」


ううっ、やっぱはずかしすぎ……っ。

ネクタイをつけていても意味ないってくらい、ガバッと開いた胸元。

膝上何センチかわからないほど、短いタイトスカート。


「しかも手錠までついてるとか、さすがコスプレ雑誌はちがうよねー。本格的っていうか。あっ、そうだ!胡桃、ちょっとポーズとってみて!」


「ぽ、ポーズ?」


「逮捕しちゃうぞ♡的なやつ」

「はあああ!?」


手で銃みたいなのを作って、バンッと同時にウインクする桃華。


「足組んで手錠持って、見下す感じのやつ。
あれ、あたし的にめちゃくちゃキたんだよねー」


キたってなに!?

ていうか……。


「やるなら桃華がやってよ!
ニャンニャンポーズっていうの?座って首曲げてご主人様♡って」


「えー!?
あたしは胡桃の逮捕しちゃうぞ♡が見たいな〜!
ほらほら〜!」


「ちょっ……っ、ど、どこさわってんの!
もっ、桃華……っ!」


ソファーに押し倒され、カチャリと手錠を私の手にはめたと思うと、ニヤリと笑う。


「外しなさい……っ!!」


こんな激しいメイドなんかいないってーーー!


そう思った瞬間だった。


ガチャッ。


!?


「胡桃?声なかったけど、どうし……」

「ねえ、遥。桃華こっちに……」


「「あ……」」

「「は?」」


さっ、最悪だーーーーッ!!