特別室はとても広くて、
TVも壁掛けの大きい物だし、ソファセットに広いリクライニングベッド、窓は大きく明るくてまるでホテルのスイートルームのようだった。
「す、すごい!!」
看護師さんと2人で感嘆のため息を吐く。
「こんな部屋なかなか泊まれないですよ!
病院とはいえ、観察入院なので堪能してくださいね。」
ベッドに移り操作を教わっていると、ドアをノックする音がする。
「はい。」
返事をすると、修哉さんが入ってきた。
「小春、起きてて大丈夫なのか⁉︎」
スプリングベッドを起こして座っているのを見て心配する。
「もう、目眩もしないし大丈夫です。」
「点滴も後、30分くらいで終わりますのでその後は自由に動いても大丈夫ですよ。
ただ、脳震盪の後なのでくれぐれも転んだり、頭をぶつけたり注意して下さい。」
看護師さんが言う。
「分かりました。ありがとうございます。
食事は自由にして構いませんか?」
修哉さんが聞く。
「あ、お昼まだだったんですね。
採血が一度あるのでその後だったら構いません。では、急いで採血の準備して来ますね。少々お待ち下さい。」
「ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げて看護師さんを見送る。
「小春、パジャマとか必要な物とりあえず買って来たから確認して。」
紙袋を渡され中を見る。
中を見るとブラジャーもパンツも入ってて驚く。
「えっ!下着まで買ってきてくれたんですか⁉︎修哉さんが選んでくれたんですか⁉︎」
「さすがに分からないから、小春に合いそうなの店員に見繕ってもらった。」
「あ、ありがとうございます。
この部屋もなんかすいません。
豪華すぎる部屋でびっくりしちゃいました。」
「少しでも寛げた方がいいだろ。俺も泊まって行こうかな。」
「えっ!大丈夫なんですか⁉︎」
「だって、エキストラベッドあるし別にいいんじゃない?」
本気で泊まるつもり⁉︎
修哉さんが上着を脱いでソファにかけるのをぼんやり見ながら思う。
「小春、お昼まだだろ?
今、剣持に頼んであるから。」
確かにバイト先で食べようと思っていたから、何も口にしていない。
「社長さんや美容院のオーナーさんもきっと心配させちゃいましたよね。後で、電話しときます。」
「大丈夫。俺の方からしといたから、また元気になったら顔出せばいい。後、バイト先も連絡してあるから。」
私の知らない間に全て手を回してくれていた。
「いろいろありがとうございます。」
ペコリ頭を下げると、修哉さんが頬をふんわり両手で触れてくる。
「あんまり、頭動かさない方がいい。」
真剣な顔で心配してくる。
「まだ、顔色が悪い。少し横になって、寝てるべきだ。」
「はい。そうします。」
修哉さんの過保護度合いがまたまた増してしまった気がするが、素直に従いベッドを倒して横になる。
TVも壁掛けの大きい物だし、ソファセットに広いリクライニングベッド、窓は大きく明るくてまるでホテルのスイートルームのようだった。
「す、すごい!!」
看護師さんと2人で感嘆のため息を吐く。
「こんな部屋なかなか泊まれないですよ!
病院とはいえ、観察入院なので堪能してくださいね。」
ベッドに移り操作を教わっていると、ドアをノックする音がする。
「はい。」
返事をすると、修哉さんが入ってきた。
「小春、起きてて大丈夫なのか⁉︎」
スプリングベッドを起こして座っているのを見て心配する。
「もう、目眩もしないし大丈夫です。」
「点滴も後、30分くらいで終わりますのでその後は自由に動いても大丈夫ですよ。
ただ、脳震盪の後なのでくれぐれも転んだり、頭をぶつけたり注意して下さい。」
看護師さんが言う。
「分かりました。ありがとうございます。
食事は自由にして構いませんか?」
修哉さんが聞く。
「あ、お昼まだだったんですね。
採血が一度あるのでその後だったら構いません。では、急いで採血の準備して来ますね。少々お待ち下さい。」
「ありがとうございます。」
ぺこりと頭を下げて看護師さんを見送る。
「小春、パジャマとか必要な物とりあえず買って来たから確認して。」
紙袋を渡され中を見る。
中を見るとブラジャーもパンツも入ってて驚く。
「えっ!下着まで買ってきてくれたんですか⁉︎修哉さんが選んでくれたんですか⁉︎」
「さすがに分からないから、小春に合いそうなの店員に見繕ってもらった。」
「あ、ありがとうございます。
この部屋もなんかすいません。
豪華すぎる部屋でびっくりしちゃいました。」
「少しでも寛げた方がいいだろ。俺も泊まって行こうかな。」
「えっ!大丈夫なんですか⁉︎」
「だって、エキストラベッドあるし別にいいんじゃない?」
本気で泊まるつもり⁉︎
修哉さんが上着を脱いでソファにかけるのをぼんやり見ながら思う。
「小春、お昼まだだろ?
今、剣持に頼んであるから。」
確かにバイト先で食べようと思っていたから、何も口にしていない。
「社長さんや美容院のオーナーさんもきっと心配させちゃいましたよね。後で、電話しときます。」
「大丈夫。俺の方からしといたから、また元気になったら顔出せばいい。後、バイト先も連絡してあるから。」
私の知らない間に全て手を回してくれていた。
「いろいろありがとうございます。」
ペコリ頭を下げると、修哉さんが頬をふんわり両手で触れてくる。
「あんまり、頭動かさない方がいい。」
真剣な顔で心配してくる。
「まだ、顔色が悪い。少し横になって、寝てるべきだ。」
「はい。そうします。」
修哉さんの過保護度合いがまたまた増してしまった気がするが、素直に従いベッドを倒して横になる。



