「変な妄想しているだろ」
「えっ、そんなことないよ⁉ ただ、白馬が似合うだろうなぁ、って」
「妄想やめろよな。……恥ずかしい」
そっぽ向いてしまった冬弥くん。
その頬は少し赤い。
……王子様役に照れているのかなぁ。
「冬弥くんの王子様、楽しみにしているね!」
「やめてくれ……」
他愛もない会話。
冬弥くんと話している時間はあっという間で。
気が付けば学校に着いていた。
「今日の午前中の授業は、文化祭の準備に変更だよね?」
「……だな」
「劇の練習頑張ってね!」
「……やだ」
「私も頑張るから!」
……頑張るといっても、私は裏方。
衣装作り担当だ。
冬弥くんの衣装も格好良く仕上げる!
と、ひとりで意気込んでいることは内緒。
「えっ、そんなことないよ⁉ ただ、白馬が似合うだろうなぁ、って」
「妄想やめろよな。……恥ずかしい」
そっぽ向いてしまった冬弥くん。
その頬は少し赤い。
……王子様役に照れているのかなぁ。
「冬弥くんの王子様、楽しみにしているね!」
「やめてくれ……」
他愛もない会話。
冬弥くんと話している時間はあっという間で。
気が付けば学校に着いていた。
「今日の午前中の授業は、文化祭の準備に変更だよね?」
「……だな」
「劇の練習頑張ってね!」
「……やだ」
「私も頑張るから!」
……頑張るといっても、私は裏方。
衣装作り担当だ。
冬弥くんの衣装も格好良く仕上げる!
と、ひとりで意気込んでいることは内緒。



