幼なじみじゃ、いられない。


大地くんについて、気になることはある。

だけど、りっくんに大地くんのことを話して、りっくんの様子をみて、改めてりっくんのことを大事にしたいと思った。

だから、大地くんとはもう関わらないことにする。


そう決めた……はずだったのに。



「じゃあ、スポーツ大会の実行委員は藤沢くんと葉月さんで」


教室の黒板に並べて書かれた、大地くんとあたしの苗字。


何でこんなことに……。


顔面蒼白でそう思わずにいられないのは、別に大地くんが実行委員会をやる必要はなかったから。


男女共に立候補者がいなくて、女子は仕方なく他の委員会などに所属していない人の中から、くじで決めようという話になった。

そのくじで、運悪くあたしが当たってしまったんだけど……。


女子の実行委員があたしに決まった瞬間、大地くんが手を挙げて立候補してきた。


こういう面倒くさい役回り、絶対に好んでやらない人なのに。

これじゃ、まるで……。