「美麗ちゃーん!」 遠くの方で私を呼ぶ声がした。 「はるちゃんが呼んでる!」 「呼んでますね。」 「じゃあ、行ってくる!」 煌くんは頷いた。 寂しいけど、きっとここからはまた何も話さない。 後どれくらい君と話せるんだろうね? なんて思いながら、はるちゃんの元へ行った。 「美麗ちゃん!おめでとうございます。」 「ありがとう!これで夏織ちゃんにも良い報告ができるよ。」 それもこれも、煌くんのお陰なんだけどね。