―もっと、刺激的な恋を。―

再開したあなたは私が好きになった人とは変わっていました。 「先輩？」 「ありがとうございます！」 「お疲れ様です！」 そう言って私に笑顔を見せてくれてたよね。 なのに、私が他の人と付き合ったから？ 他の人と結婚したから？ 「どんな嫌いな人でも営業スマイルで話せます。」 「お幸せに。」 あの頃とは別人のように冷たい言葉を並べた。 オマケに、どんなに女子に告白されたって、何を言われても動じなかったのに。 遊びに走るなんて。 私にとっても、あなたにとっても。 お互いの存在がどれだけ大切なのか、私は分かっていなかった。 簡単に考えすぎていたの。

タイムリープして私達はやっと。 お互いに素直になれて付き合えた。 そんな2人のタイムリープ前のお話。 私（俺）の不器用な愛情表現。 番外編です。