罰ゲームは恋の始まり

「はい。みんな、集まったかな?クラス別に座ってください」
放課後。集会にでるため図書室に来ていた。
「よろしくね。沢木君」
「うん」
すぐ会話が終わり、気まずい沈黙が流れた。
「じゃあ、担当したい曜日を決めてください」
先生の声かけに教室が騒がしくなった。
「沢木君はどの曜日がいい?」
「う~ん。金曜日がいい…です」
「オーケー!じゃあ、決定ね」
「えっ?竹口さんはいいんですか?」
「いいよ~。…あのさ、無理にとは言わないけど敬語、はずしてもらえるとありがたい」
「えっ?」
「いや、無理にってわけじゃないんだけど。同級生に敬語で話されるの慣れてなくて」
「分かった」
「えっ?いいの?」
あっさりと許しがでて思わず聞き返してしまった。
「うん。別にこだわってたわけでもないし」
「そうなんだ」
「改めて、よろしく。竹口さん」
「あっ、そこはさん付けなんだ?」
「ウッ。そこは許して」
「ふふ。いいよ」
私が笑うと沢木君も恥ずかしそうに少し笑った。