城東だ、その子に手を出すな!

「明日、彼氏連れてくるのよ。」


「っ、」


みほ姐の大嫌いな言葉。


みほ姐の娘である美影。私とミヅキの母親。


その母親はすこしばかり男遊びが激しくて。あのことがあってから家に帰って来なくなった。








「美影、お前浮気してばかりで俺のこと好きなのか?」


本当は好き。でも言えない。私なんかが真さんを好きだなんて言えない。誰と寝ても満足しない。本当に欲しいのはただ1人なのに素直になれない。


「ミク、素直になって。」


そう言って涙を浮かべた母。きっと母は自分と重ねて後悔している。




あの時私は彼を信じられなかった。