普段は黒や赤とか、パキッとした色を着ることが多いから、柔らかい雰囲気の色は新鮮。
ふーん、なかなか似合うじゃない。
メニュー表を見て今一度価格を確認し、カウンターへ。
最初はトッピングをつける予定だったのだけど、2人分は負担が大きいかなと思い、トッピングなしで注文した。
「改めて見ると、目黒先輩かっこいいですよね」
「まぁ……うん。背も高いしね」
カウンターの端っこで待機しながら、ぐるりと店内を見回す。
平日のお昼ではあるものの、夏休み期間なためか、私達と同年代のお客さん、特に女性が多い。
校内だけでなく、外でも視線を集めるのか……。
「メロンフラッペ2つのお客様〜」
チラチラと雷夜を盗み見る女性客にモヤモヤしていると、商品が出来上がった様子。
下がっていた口角を上げて声の主に顔を向ける。
「お待たせしました」
「ありがとうございま……」



