イジワルな君の一途で不器用な恋心


キラキラの眼差しと力強い握手とともに応援をもらい、昼食を食べに教室に戻る。



「朝日さん! お疲れ様!」



ドアを開けた途端、立石くんが声をかけてきた。



「山川さんに聞いたよ。準決勝に進んだんだよね? おめでとう」

「ありがとう。立石くんは、どうだった?」



結果を尋ねると、にこやかな表情が気まずそうな表情に。

あ、これはもしや……。



「負けちゃった。準々まで行ったんだけど、スポーツコースの人とぶち当たってさ」



あぁ、やっぱりか。
それでも、予選を突破できたのはすごい。



「めっちゃくちゃ悔しかった! でも、すっげー楽しかった! 粘りに粘ってさ、15点も取ったんだよ!」

「え! そんなに続いたの⁉」

「うん! ぜってー負けねーぞって、瞳メラメラさせて打ってたから。それで力みすぎてアウトになっちゃったけど」