「その服は…!」

気づいたみたいね

「そう!私が"桜"の総長原石桜よ!」

決まった!

「嘘だ!桜の総長は髪と目がピンク色だろ?そんな嘘通じないぜ?」

「何いってんの?噂でしょ?桜の髪と瞳は黒だ。それは、待ってる桜みたいに見えるからって言う嘘の噂だぞ」

そういえば三咲以外には見せてないから噂って思われてるんだっけ

やっぱり嘘とか思うよね

「これじゃあどう?」

「「「えぇぇ桜!髪と瞳ピンク!」」」

私はカラコンとウィッグをとった

「その髪!本当にお前があの舞桜?」

説明するね~

私とゆう兄はお母さんから遺伝して生まれつき髪と目がピンクなんだ

海のみんなや桜のみんなとかも知らないからね~

ゆう兄はどれだけ仲良くても本当の髪の色とかは言わないらしいけど

「ごめんねみんな、この髪見ると大体の人、気味悪がって逃げていっちゃうから」

むかしはウィッグとかしていなかったけど気味が悪いとか言われてウィッグつけたんだよね

「俺は綺麗だと思うぞ」

大樹!

「僕もだよ〜サラサラしていてとても綺麗〜」

冬夜!

「俺も思ってるからな」

春夜

「私は知ってたけどねぇ~」

三咲!

「そっか良かった…ゆう兄!ゆう兄も勇気出そう!」

ゆう兄には偽ってほしくない

「あぁぁ俺も勇気出すよ」

バサッ

ゆう兄もウィッグをとった

「ごめんな。うそついてるってわかってたけど嫌われるのが嫌で…」