「…ちょっと、純喜?今大事な話をしてて、 まだ終わって」 「いいから、黙ってついてこいよ」 一切こっちを振り向いてくれない純喜に、 何事かと思うけれど、 どうせ大したことないだろうと 私は大人しく純喜の跡を追う。 「ねえ、どこまで行くの?」 一月でこんなに寒いと言うのに、 何故か海岸へと向かう純喜。 それに対して何も答えたくはない純喜に、 私も反抗することを諦めた。