「…あの、立花さんですか?」 「は、はい!」 「ちょっと、いいですか?」 「ん、え?」 そう言って歩き出す彼に、 私は動揺が隠せない。 「え、ちょ、ちょっと行ってくるね」 「う、うん?!」 ミサも同じく動揺を隠せていない様子で、 急いで私は彼の跡を追った。 …生徒会長が何のようだろう… 私なんかした?したっけ? …体育休んだこととか? でも、生徒会長が? そんなたくさんの疑問が浮かんでは消え… …を繰り返す中、 会長は誰もいない廊下の突き当たりで足を止めた。