水やりを見られていた恥ずかしさと、 なんとも言えない感情に、顔が紅潮する。 「紫色の薔薇、珍しいよな」 「まだら……ていう花」 「へー、そんな名前なんだ!」 明るく笑う彼と、 なんとも不思議な状況に戸惑いつつも、 全く嫌な気持ちがしなかった。