キスされる!?
まだ、心の準備は全然できてなくて、でも拒むこともできなくって、どうしようもなくぎゅっと目を瞑ったそのとき。
「おはよう」
「「・・・・・・・・・・・・!?」」
「って、あー・・・・・・」
ガラガラと共有スペースのドアが開いて、朝の挨拶をしながら入ってきた晶くんに抱きしめられてるところを見られてしまった。
咄嗟にドンッと魁吏くんの胸板を突き飛ばして魁吏くんから離れる。
「・・・・・・なんだか、ごめんね?」
気まずそうに目を泳がしたあと、晶くんがそう謝った。
「いや、全然全然全然平気!!!だから謝らないで!!!」
聖人の晶くんにこんな不埒なところを見せてしまった上に、謝らせるなんて、とてもじゃないけど今世では償いきれない。
来世の私、ごめん!!
私に突き飛ばされた魁吏くんは、苛立たしそうに舌打ちをしている。
「魁吏くん、舌打ちしない!」
「おい晶、空気読めよ」
「晶くん!魁吏くんの言ってることは全部聞き流していいから!じゃ、じゃあ私部屋ですることがあるから!ばいばい!」
そう言って、共有スペースから出て勢いよく2階まで階段を駆け上がる。
そのまま自室に入って、ばたんっとドアを閉めた。
た、助かった・・・・・・。
冗談抜きで、死んじゃうかと思った。
晶くんが入ってきてなかったら私、あのまま魁吏くんと・・・・・・。
そっと人差し指で唇に触れる。
「・・・・・・って、私、変態かっ!」
ああ早く、顔の熱が引いてほしい・・・・・・!
このままじゃ私、魁吏くんの顔見れないよ・・・・・・。
まだ、心の準備は全然できてなくて、でも拒むこともできなくって、どうしようもなくぎゅっと目を瞑ったそのとき。
「おはよう」
「「・・・・・・・・・・・・!?」」
「って、あー・・・・・・」
ガラガラと共有スペースのドアが開いて、朝の挨拶をしながら入ってきた晶くんに抱きしめられてるところを見られてしまった。
咄嗟にドンッと魁吏くんの胸板を突き飛ばして魁吏くんから離れる。
「・・・・・・なんだか、ごめんね?」
気まずそうに目を泳がしたあと、晶くんがそう謝った。
「いや、全然全然全然平気!!!だから謝らないで!!!」
聖人の晶くんにこんな不埒なところを見せてしまった上に、謝らせるなんて、とてもじゃないけど今世では償いきれない。
来世の私、ごめん!!
私に突き飛ばされた魁吏くんは、苛立たしそうに舌打ちをしている。
「魁吏くん、舌打ちしない!」
「おい晶、空気読めよ」
「晶くん!魁吏くんの言ってることは全部聞き流していいから!じゃ、じゃあ私部屋ですることがあるから!ばいばい!」
そう言って、共有スペースから出て勢いよく2階まで階段を駆け上がる。
そのまま自室に入って、ばたんっとドアを閉めた。
た、助かった・・・・・・。
冗談抜きで、死んじゃうかと思った。
晶くんが入ってきてなかったら私、あのまま魁吏くんと・・・・・・。
そっと人差し指で唇に触れる。
「・・・・・・って、私、変態かっ!」
ああ早く、顔の熱が引いてほしい・・・・・・!
このままじゃ私、魁吏くんの顔見れないよ・・・・・・。

