臆病な私に,君の溺愛は甘過ぎる。

3人に割っては入る度胸も気力もなかった私。

渡せなかったものを見て,恋心に痛む胸を抑え込みながら俯いていた。

友達の慰めも,とても軽く感じた。

仕方ないかと肩をすくめ,視線を感じて顔をあげた私。

何となく,あれは澪だったのではないかと思っている。


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そもそも,私は澪くんよりも先に,澪に一目惚れをしたのだ。

あんなに可愛い人が居るのかと,澪の笑顔に見惚れ,憧れた。

その後に澪くんに出会い,恋に落ちた。

色々な澪くんとの会話から,私は澪との関係を知って,偶然に驚きながらも,話しかけるチャンスだと思った。

チャンスを伺いつつ,見ている中で。

澪も澪くんが好きなのだと気がついた。