家に帰った万千湖はスケジュール帳を広げてみる。
よしよし、ランチのシールを貼ろう。
ぺたりとランチと貼った横に、もう一枚シールが貼ってあった。
「約束」のシールだ。
日曜日に貼ってある。
駿佑と出かける約束をしたのだ。
「……そこはデートじゃないのか?」
と駿佑が突っ込んできそうだったが。
いやいや、デートの打ち合わせだしな、と思いながら、万千湖は今度は日記にとりかかった。
『増本さんに土曜日、ランチに誘われました。
帰りに宝くじを買って帰りたいです』
そのとき、駿佑からショートメールが入ってきた。



