OL 万千湖さんのささやかなる野望

 



 ベッドに入った万千湖は、何故っ!? という顔をしていた駿佑を思い出しながら、うとうとしていた。

 すると、ゆっくりとドアが開く音がする。

 夢うつつな万千湖の頭の中で、B級ホラーに出ていたホラーな隣人のおねえさんが、ドアを開けてクネクネダンスを踊ってた。

 うなされかけた万千湖だが、微かに部屋の中を照らす灯りに目が覚める。

 万千湖は見た。

 額に登山用のヘッドライトをつけた人影を。

 それは、夜這いに来た駿佑だったのだが、万千湖は悲鳴を上げた。