そのあと、駿佑とリビングでシャンパンを呑んだのだが。 シャンパンを呑み終わり、日本酒に突入したところで、いきなり駿佑が立ち上がった。 「よしっ。 酔ってきたな、寝よう」 えっ? もうですか? 酒宴ははじまったばかりですよっ、と思う万千湖を見下ろし、 「深酒はよくないからな」 と駿佑は言う。 「……健康的ですね」 そして、酔ってきたというわりには、まだあまり酔っていないように見えるのですが、何故ですか、とまだまだ呑み足らないグラスを持ったまま、万千湖は座っていた。