OL 万千湖さんのささやかなる野望

「こういうのって、ガラスが空を映してるから、飛べるんだと思って突っ込んでくるらしいぞ」

 そう言いながら、駿佑は窓を開けて、網戸にした。

「ほら、これで……」

 来ないだろ、と駿佑が言う前に、鳥が、あはははははは、と網戸に突っ込んできた。

 何度も突っ込んでくる。

「なんか……お前みたいな鳥だな」

 お前の住まいにピッタリだな、と駿佑は言った。