「冷蔵庫、腐らないものしかもう入ってないんですが。
そろそろ中身抜いて、電気切っておいた方がいいですかね」
家具も家電も最初からついているのでいらないから、売ったりあげたりして、もう処分していたが。
冷蔵庫だけはまだ残してあったのだ。
引っ越しの日に安江が引き取りにくることになっている。
「中身、出して詰めるのか?
一緒にやろうか?」
はい、ありがとうございます、と万千湖は畳んであるダンボールをひとつ持ってきた。
駿佑がそれを組み立ててくれている間、万千湖は冷蔵庫の中のものを出していった。
缶チューハイ。
獺祭。
小瓶のワイン。
金雀。
缶チューハイ。
大瓶のワイン。
神社でもらった日本酒。
久保田。
「待て」
と駿佑が言った。
「酒ばっかりじゃないか」
そろそろ中身抜いて、電気切っておいた方がいいですかね」
家具も家電も最初からついているのでいらないから、売ったりあげたりして、もう処分していたが。
冷蔵庫だけはまだ残してあったのだ。
引っ越しの日に安江が引き取りにくることになっている。
「中身、出して詰めるのか?
一緒にやろうか?」
はい、ありがとうございます、と万千湖は畳んであるダンボールをひとつ持ってきた。
駿佑がそれを組み立ててくれている間、万千湖は冷蔵庫の中のものを出していった。
缶チューハイ。
獺祭。
小瓶のワイン。
金雀。
缶チューハイ。
大瓶のワイン。
神社でもらった日本酒。
久保田。
「待て」
と駿佑が言った。
「酒ばっかりじゃないか」



