「……まあいいわ。
別にあんたをうらやむつもりはないわよ。
あんたが元アイドルでも、私は私でイケてるし。
ついてるあんたの側にいると、私までついてくる気がするし。
私、変に目立ったりいいことある奴を妬むのはもったいないと思うのよ。
まあ、たまには弁当箱捨てたくなったりもするけど」
たまにでもならないでください……。
「でもさ、一緒にいたら、あんたのように幸せをおすそ分けしてくれたりもするわけじゃない。
まあ、ちょっと雁夜課長たちと親しくなれたり。
黒岩さんて人を知っただけで、なんの進展があるわけでもないんだけどさ。
いろいろチャンスがあるかもと思うだけで、夢が広がるわよね」
瑠美さん、前向きな人だ。
見習わなければな、と万千湖は感心しかけたが、瑠美は、
「……まあ、それはそれとして。
これ以上、カラオケの話広げて、女子、増やすんじゃないわよ」
と両の腰に手をやり、鋭い眼光で脅してくる。
わ、わかりました、瑠美様……。
まあ、自分たちがしゃべらなければ、あとのメンツはわざわざしゃべって人を誘ってきそうにはないしな、と思いながら、万千湖は、こくこくと赤べこのように頷いた。
別にあんたをうらやむつもりはないわよ。
あんたが元アイドルでも、私は私でイケてるし。
ついてるあんたの側にいると、私までついてくる気がするし。
私、変に目立ったりいいことある奴を妬むのはもったいないと思うのよ。
まあ、たまには弁当箱捨てたくなったりもするけど」
たまにでもならないでください……。
「でもさ、一緒にいたら、あんたのように幸せをおすそ分けしてくれたりもするわけじゃない。
まあ、ちょっと雁夜課長たちと親しくなれたり。
黒岩さんて人を知っただけで、なんの進展があるわけでもないんだけどさ。
いろいろチャンスがあるかもと思うだけで、夢が広がるわよね」
瑠美さん、前向きな人だ。
見習わなければな、と万千湖は感心しかけたが、瑠美は、
「……まあ、それはそれとして。
これ以上、カラオケの話広げて、女子、増やすんじゃないわよ」
と両の腰に手をやり、鋭い眼光で脅してくる。
わ、わかりました、瑠美様……。
まあ、自分たちがしゃべらなければ、あとのメンツはわざわざしゃべって人を誘ってきそうにはないしな、と思いながら、万千湖は、こくこくと赤べこのように頷いた。



