「私、背中向けて座るので、こっち撮ってください」
と万千湖は目で訴える。
さすが長い付き合い、伝わったようだった。
万千湖は、
「安江さん、そこ、映らないですよ。
たぶん、あっち側から撮るので」
ともうスタンバイしているカメラとタレントたちの方を指さした。
「えっ? そうっ?」
代わりますよ、と席を代わったあとで、
「ちょっとトイレ行ってきますね」
と万千湖は立ち上がる。
さりげなく黒岩に礼を言えたら言おうと思ったのだ。
だが、瑠美も立ち上がり、
「私もいっしょに行くわ」
と言って、トイレについてくる。
と万千湖は目で訴える。
さすが長い付き合い、伝わったようだった。
万千湖は、
「安江さん、そこ、映らないですよ。
たぶん、あっち側から撮るので」
ともうスタンバイしているカメラとタレントたちの方を指さした。
「えっ? そうっ?」
代わりますよ、と席を代わったあとで、
「ちょっとトイレ行ってきますね」
と万千湖は立ち上がる。
さりげなく黒岩に礼を言えたら言おうと思ったのだ。
だが、瑠美も立ち上がり、
「私もいっしょに行くわ」
と言って、トイレについてくる。



