「代行はめんどくさい」
と駿佑が主張するので、結局、酒は呑まないことになった。
正気な駿佑が返済計画について真面目に話し出したので、万千湖は、
……私は代行より、正気な課長がめんどくさいです、と思っていた。
日記を読んでいた駿佑に浪費を責められたからだ。
「お前、こんなことで借金返済できると思っているのかっ」
何故、私は取り立て屋に叱られているのでしょう……。
いえ、まだ借りてないし。
取り立てられてもいないし。
課長は親切で貸してくださるのですが。
なんだかもう、利子高くても銀行で借りてきた方がいい気がしてきました……と思う万千湖は正座し、うなだれて駿佑の話を聞いていた。
だが、そこで駿佑が、
「おっ」
と言って日記を眺める。



