「これっ、これなんて頑張ったんですよ~っ」
みんなでランチに行ったときに見た素敵な並木路が色鉛筆で描かれていた。
「ほう。
よく描けてるじゃないか」
小学生を褒めるような感じで褒めてしまったが、万千湖は嬉しそうだった。
そのあともいくつか万千湖が思う力作ページを見せられる。
ふーん、なかなか頑張ってるじゃないか。
っていうか、こいつ、丸文字だな。
アイドルだからか?
とそんな莫迦な、というようなことを考えながら、眺めていると、
「あ、なんだか喉乾きましたね。
珈琲でも淹れてきます」
どうぞご自由にご覧になっててください、と言って万千湖はお湯を沸かしに行ってしまった。
いや、ご自由にって、と思いながら、駿佑はマスキングテープで飾られたページが開かれているのを眺めていたが。
待てよ、と気がついた。
……これ、俺と見合いした日のことも書いてるんだよな。
みんなでランチに行ったときに見た素敵な並木路が色鉛筆で描かれていた。
「ほう。
よく描けてるじゃないか」
小学生を褒めるような感じで褒めてしまったが、万千湖は嬉しそうだった。
そのあともいくつか万千湖が思う力作ページを見せられる。
ふーん、なかなか頑張ってるじゃないか。
っていうか、こいつ、丸文字だな。
アイドルだからか?
とそんな莫迦な、というようなことを考えながら、眺めていると、
「あ、なんだか喉乾きましたね。
珈琲でも淹れてきます」
どうぞご自由にご覧になっててください、と言って万千湖はお湯を沸かしに行ってしまった。
いや、ご自由にって、と思いながら、駿佑はマスキングテープで飾られたページが開かれているのを眺めていたが。
待てよ、と気がついた。
……これ、俺と見合いした日のことも書いてるんだよな。



