「いえいえ、枚数の問題ではないですよ」 と万千湖は言う。 「一等とその前後賞分の三枚を買えばいいと誰かに聞きました」 「誰かとは誰だ。 そして、三枚と言いながら、一枚しか買わないのはどういうわけだ」 と突っ込んでみたが、もう返事はなかった。