OL 万千湖さんのささやかなる野望

 部長の手前、三度くらいは会わないとな。

 俺みたいな面白味のない男がいいなんて言うわけもないから、向こうが振ってくれるだろう。

 そう駿佑は思っていた。

 他力本願な万千湖もまた、

 向こうが振ってくれるだろう、と思っていることも知らずに。