「七福神が七つあって、7×7の幸福が訪れそうだなって思ったんですよ。
それで、思わず、その場で拝んでしまったんですけど。
店に置いている間に、そうして拝まれてしまったら、買った人には、七個の幸福しか訪れなくなるんですかね?」
申し訳なさそうに言う万千湖に、
「……一人につき、七つだろうよ」
と言うと、
「あっ、そうなんですかね?
じゃあ、うちの七福神様も課長はまだ一回も拝んでないから、七つもお願いできますね。
課長も今度、拝まれますか?」
と言ってきたので、いや、結構だ、と言おうとしたが、万千湖が、
「今、玄関に飾ってるんです。
ありがとうございます」
と嬉しそうに言ってきた。
……玄関に。
『うちに来て、拝まれますか?』
という幻聴が聞こえたが、万千湖は、
「今度会社に持って行きますね~」
と言う。
「……いや、結構だ」
そのあと、また万千湖のくだらない話を聞く。
それで、思わず、その場で拝んでしまったんですけど。
店に置いている間に、そうして拝まれてしまったら、買った人には、七個の幸福しか訪れなくなるんですかね?」
申し訳なさそうに言う万千湖に、
「……一人につき、七つだろうよ」
と言うと、
「あっ、そうなんですかね?
じゃあ、うちの七福神様も課長はまだ一回も拝んでないから、七つもお願いできますね。
課長も今度、拝まれますか?」
と言ってきたので、いや、結構だ、と言おうとしたが、万千湖が、
「今、玄関に飾ってるんです。
ありがとうございます」
と嬉しそうに言ってきた。
……玄関に。
『うちに来て、拝まれますか?』
という幻聴が聞こえたが、万千湖は、
「今度会社に持って行きますね~」
と言う。
「……いや、結構だ」
そのあと、また万千湖のくだらない話を聞く。



