雁夜に場所を譲ると、雁夜はマイコップで乳酸菌のサプリを飲んでいた。
「あ、洗いましょうか? ついでに」
と訊いてみたのだが。
いや、いいよ、と言われる。
万千湖が綺麗なハンカチで拭いたお弁当箱をランチバッグにしまっていると、
「やっぱり歌、好きなんだね」
とコップを洗いながら、雁夜が言ってきた。
……え、やっぱり?
その言い方に、なにか特別な意味があるように思え、万千湖は訊いてみた。
「……あの~、課長は人事の方ですよね?」
万千湖の意図を察したように雁夜は言う。
「うん。
でも人事だから知ってるんじゃないよ。
僕、君の地元の大学に通ってたんだよね」
万千湖はフリーズした。
「とっても海の綺麗なとこだよね」
万千湖はフリーズしている。
「あ、洗いましょうか? ついでに」
と訊いてみたのだが。
いや、いいよ、と言われる。
万千湖が綺麗なハンカチで拭いたお弁当箱をランチバッグにしまっていると、
「やっぱり歌、好きなんだね」
とコップを洗いながら、雁夜が言ってきた。
……え、やっぱり?
その言い方に、なにか特別な意味があるように思え、万千湖は訊いてみた。
「……あの~、課長は人事の方ですよね?」
万千湖の意図を察したように雁夜は言う。
「うん。
でも人事だから知ってるんじゃないよ。
僕、君の地元の大学に通ってたんだよね」
万千湖はフリーズした。
「とっても海の綺麗なとこだよね」
万千湖はフリーズしている。



