「ねぇねぇ、やっぱりめっちゃお似合いだね、2人」
「そ、そうかな?」
改めてそう言われるとなんだか照れてしまう。
「天地もめっちゃ優しいし、私は安心したよ」
友香ちゃんはまるで母親のような眼差しで私のことを見つめてきた。
さらに体も熱くなってきて「もうやめて」とからかう友香ちゃんを静止した。
それはそうと、友香ちゃんにずっと相談したいことがあった。
学校でも近くに琥珀くんがいたから話すことができていなかった。
話すなら琥珀くんのいない、今しかない。
「ねぇ、友香ちゃん」
「ん?どうした?」
あまりにも緊張した顔で話してしまったから、友香ちゃんが心配してくれている。
「いや、そんな大したことじゃないんだけど……」
「うんうん、話してごらん?」
友香ちゃんは本当に優しい。
とにかく1回落ち着こうと、深呼吸した。
「やっぱりその、キ……」
たった2文字の単語なのに、それがなかなか口に出せない。



