全員が引き終わり、荷物を持って移動する。
私は25番。
黒板に書かれた番号を参考に自分の席を見つける。
やったぁ、今回は後ろの席だ。
前回が1番前の席だったから、これは嬉しい。
「あれ、瑠莉もしかして後ろ?」
「友香ちゃん!もしかして前なの?」
嬉しいことがもうひとつ。
友香ちゃんが私の前の席になった。
これは嬉しすぎる。
ずっと席が遠くだったから。
「瑠莉じゃん」
そしてもうひとつのサプライズ。
こんなに運がいいことある?
「琥珀くんっ!?」
この前までは左隣に琥珀くんがいたけれど、今回は右隣に琥珀くん。
「本当に隣……?」
「あぁ」
嬉しさ半分、ドキドキ半分。
幸せ100パーセント。
また琥珀くんと隣の席だ。
しかも友香ちゃんも近くの席で、幸せすぎてどうしよう。
「良かったね」
そう友香ちゃんが耳打ちしてくれて、私は大きく頷いた。



