次の日、翔太を幼稚園に迎えに行ってから病院へ向かった。
「翔太、ママは記憶が戻ってないんだ」
「そうなの?パパと僕のこと分からないの?」
「そうだな、ゆっくりと思い出すようにって、先生に言われてる」
「分かった」
静香の病室の前で翔太は「頑張るぞ」と気合を入れていた。
病室のドアをノックすると「はい」と静香の声が聞こえた。
ゆっくりとドアを開ける。
翔太は病室に入ると、静香に手を振った。
静香も翔太に手を小さく振った。
「翔太くん?」
「うん」
「お利口さんね」
翔太はゆっくり静香に近づいた。
「今日ね、幼稚園でママの顔を書いたんだ」
「そう、翔太くんのママは綺麗?」
「うん」
そう言って手鏡を静香に渡した。
静香はなんの事だか分からなかったが手鏡を受け取った。
「翔太、ママは記憶が戻ってないんだ」
「そうなの?パパと僕のこと分からないの?」
「そうだな、ゆっくりと思い出すようにって、先生に言われてる」
「分かった」
静香の病室の前で翔太は「頑張るぞ」と気合を入れていた。
病室のドアをノックすると「はい」と静香の声が聞こえた。
ゆっくりとドアを開ける。
翔太は病室に入ると、静香に手を振った。
静香も翔太に手を小さく振った。
「翔太くん?」
「うん」
「お利口さんね」
翔太はゆっくり静香に近づいた。
「今日ね、幼稚園でママの顔を書いたんだ」
「そう、翔太くんのママは綺麗?」
「うん」
そう言って手鏡を静香に渡した。
静香はなんの事だか分からなかったが手鏡を受け取った。