こんな溺愛,ありですか?

そうでなければ,やっていられない。

登校しているだけでもやっとなのに,気が触れてしまう。

時々あの視線を感じて,そんなことを思いながら過ごした1日。

私は先輩に呼び出しを受けた。

校門を出てすぐのことで,私はもう少し急げば良かったと後悔した。

わざわざ私は来た道を戻り,校舎裏まで移動する。

みんな考えることは一緒。

諦めに近い余裕で,ふと思う。

体育館,階段の踊り場,空き教室。

たらい回しにされている気分だ。

今日は1日頭がぐるぐるする。

なぜ,律儀に呼び出しに応じているのだろう。

なぜ,話を聞くだけでなく場所まで移動してあげる必要があるのだろう。

なぜ,なぜ……

呼吸が浅い。

きっと眠りが浅いせいだ。

気持ち,悪い。
すごく。