胸元で水色のストーンのついた羽が揺れている。見れば見るほど綺麗なネックレスだ。
「オーウェンの目と同じ色のストーンだね。とっても綺麗!」
私がそう言って笑いかけると、オーウェンは頬を赤くして「うん、俺の色」と少し恥ずかしそうにする。
オーウェンが私にネックレスをあげた本当の意味なんて気付かないまま、私は鼻歌を歌いながら家へと向かったんだ。
オーウェンに言われた通り、ネックレスを寝る時以外はつけるようにして過ごす日々は過ぎていく。
オーウェンはネックレスを私がしているととても嬉しそうにしていて、ネックレスを忘れていれば「これ、忘れてる!」とアクセサリーケースの中から引っ張り出して、私につけてくれるのだ。
でも、アメリカでできた可愛い弟みたいなオーウェンとも、お別れの時が迫っていた。
「綾音、明日に日本に帰るんだよね?」
留学期間の終わりが迫り、荷造りをしている私にオーウェンが話しかけてくる。その声はとても悲しそうだ。
「うん、明日の午前の便で日本へ帰るよ。でも、オーウェンたちと過ごした日々は忘れないよ。ちゃんとこれも持って行くし!」
「オーウェンの目と同じ色のストーンだね。とっても綺麗!」
私がそう言って笑いかけると、オーウェンは頬を赤くして「うん、俺の色」と少し恥ずかしそうにする。
オーウェンが私にネックレスをあげた本当の意味なんて気付かないまま、私は鼻歌を歌いながら家へと向かったんだ。
オーウェンに言われた通り、ネックレスを寝る時以外はつけるようにして過ごす日々は過ぎていく。
オーウェンはネックレスを私がしているととても嬉しそうにしていて、ネックレスを忘れていれば「これ、忘れてる!」とアクセサリーケースの中から引っ張り出して、私につけてくれるのだ。
でも、アメリカでできた可愛い弟みたいなオーウェンとも、お別れの時が迫っていた。
「綾音、明日に日本に帰るんだよね?」
留学期間の終わりが迫り、荷造りをしている私にオーウェンが話しかけてくる。その声はとても悲しそうだ。
「うん、明日の午前の便で日本へ帰るよ。でも、オーウェンたちと過ごした日々は忘れないよ。ちゃんとこれも持って行くし!」


