類くんがポンっと示したのは,膝の上。
……よじよじ。
「……重くない?」
乗ってみて気づく,可能性と言うもの。
最近体重計乗ってないから,ちょっと不安。
思ったより重たいなんて思われたら,どうしよう。
「いや,重くない。うん」
「それ,重いときの反応だよね……やっぱり降りる」
「違うからっ待って」
「じゃあなに」
「……思ったよりアングルが危なかった」
アングル? 二重顎??
「それって……」
「止めよう。この話掘り下げるのは」
きっぱりと,真剣な顔で言われる。
「はぁぁ。俺,ほんと余裕ない…」
「? 落ち込まないで?」
「誰のせいだと…」
類くんは恨めしそうに私をみる。
え,私?
……よじよじ。
「……重くない?」
乗ってみて気づく,可能性と言うもの。
最近体重計乗ってないから,ちょっと不安。
思ったより重たいなんて思われたら,どうしよう。
「いや,重くない。うん」
「それ,重いときの反応だよね……やっぱり降りる」
「違うからっ待って」
「じゃあなに」
「……思ったよりアングルが危なかった」
アングル? 二重顎??
「それって……」
「止めよう。この話掘り下げるのは」
きっぱりと,真剣な顔で言われる。
「はぁぁ。俺,ほんと余裕ない…」
「? 落ち込まないで?」
「誰のせいだと…」
類くんは恨めしそうに私をみる。
え,私?



