☆☆☆
ケイタが出ていった玄関をしばらく見つめていたユウジは、小さく息を吐き出して自室へと向かった。
今から自分も荷造りをしないといけない。
隣町の親戚は、今日の午後ユウジのことを迎えに来てくれる予定になっていた。
当面必要なのは夏服と、教科書など授業で必要なものだけなので、後のものは全部置いていくことにした。
その方が度々この家に戻ってくることができる。
必要最低限のものを詰めたボストンバッグに、学生鞄。
それらを左右の手に握りしめて階段を降りていく。
古い家の階段はやけに急で、下手をすれば足を踏み外してしまいそうになる。
けれどもユウジはこの家で育ったのだ。
この急な階段だってなれたものだった。
ケイタが出ていった玄関をしばらく見つめていたユウジは、小さく息を吐き出して自室へと向かった。
今から自分も荷造りをしないといけない。
隣町の親戚は、今日の午後ユウジのことを迎えに来てくれる予定になっていた。
当面必要なのは夏服と、教科書など授業で必要なものだけなので、後のものは全部置いていくことにした。
その方が度々この家に戻ってくることができる。
必要最低限のものを詰めたボストンバッグに、学生鞄。
それらを左右の手に握りしめて階段を降りていく。
古い家の階段はやけに急で、下手をすれば足を踏み外してしまいそうになる。
けれどもユウジはこの家で育ったのだ。
この急な階段だってなれたものだった。



