復活の村

「あの、実は――」


ようやくそこまで口を開いたとき、タイミング悪く「晩ごはんができたわよ」と、ヒトミがノックもなしに入ってきてしまった。


ユウジくんは口を閉じてうつむき、ヒトミは「あら、2人共すごく仲良くなったみたいね」


と、嬉しそうだ。


可愛くて料理上手なヒトミだけれど、少しばかりタイミングの悪いところがある。


そこが可愛いところでもあるのだけれどと、僕は苦笑いを浮かべた。


「ごめんユウジくん。ヒトミがこう言ってるから、食後でもいいかな?」


「うん、いいよ」


ユウジくんはどこかホッとした様子で頷いたのだった。