☆☆☆
ヒトミの実家までは電車のタクシーで行くのだけれど、最初に乗ったのは新幹線だった。
これで一気に東京から東北の秘境まで行けるのかと思うと、それは違う。
新幹線では大きな市に向かうだけで、そこから電車を何本も乗り換えて向かうらしい。
「やっぱり、かなり遠いんだね」
家を出てからすでに5時間が経過している。
途中の駅で下車してお昼を食べ、また電車に揺られていた。
車窓から眺める景色はどんどん移り変わっていて、今見えているのは田んぼばかりだ。
「あと2時間くらいかな」
ヒトミがなんでもない様子でそう言うので僕は目を丸くしてしまう。
それなら到着まで少し眠ろうかと思うだけれど、なにせ乗り継ぎが多くて眠ると降りれなくなってしまうのだ。
ヒトミの実家までは電車のタクシーで行くのだけれど、最初に乗ったのは新幹線だった。
これで一気に東京から東北の秘境まで行けるのかと思うと、それは違う。
新幹線では大きな市に向かうだけで、そこから電車を何本も乗り換えて向かうらしい。
「やっぱり、かなり遠いんだね」
家を出てからすでに5時間が経過している。
途中の駅で下車してお昼を食べ、また電車に揺られていた。
車窓から眺める景色はどんどん移り変わっていて、今見えているのは田んぼばかりだ。
「あと2時間くらいかな」
ヒトミがなんでもない様子でそう言うので僕は目を丸くしてしまう。
それなら到着まで少し眠ろうかと思うだけれど、なにせ乗り継ぎが多くて眠ると降りれなくなってしまうのだ。



