たとえ、これから先どんな困難があっても高い壁に立ち塞がれても、きっと先輩がいれば大丈夫。
そう思えるのは、先輩のおかげ。
「だからさ、瑠衣。俺に誓ってよ」
「なにを、ですか……?」
「一生俺のそばを離れないって」
おもむろに私の左手をとると、薬指にキスを落とす。
「えっ、それって……」
これからもずっと私のそばにいてくれるってことですか?
「誓ってくれる?」
「はいっ……誓い、ますっ!」
嬉しくて、幸福感で満たされて。
心がぽかぽかと温かくなる。
「うん、よかった。俺も、誓うよ」
涙が、じわっと滲んできて。
「私っ……ずっと先輩のそばに、いたいです……!」
先輩の手を握り返す。
「先輩の隣にいて先輩が恥ずかしくないよう、もっともっと素敵な人になります……!」
「そうしたら俺が瑠衣の隣に合わなくなっちゃうだろ」
「せ、先輩はそのままで十分です」



