角砂糖より甘い先輩の溺愛は、今日も止まらない。


「瑠衣、こっち向いて」


目の前に先輩がいるから、すごくどきどきする。


「ほんとに俺、甘やかしちゃうけどいいの?」

「は、はいっ……!」


だって先輩の腕の中は、お菓子みたいにすごくすごく甘いんだもん。

一度その優しさを知ってしまったら、逃げることなんてできない。

ずーっと虜になってしまうの。


突然、先輩は「フッ」と口角を緩める。


どうしたんだろう……。


「そういう瑠衣の素直なところもすげー好き」


と、チュッと私の頬にキスを落とす。


「……っ」


不意打ちのキスにどきどきしないはずがなくて、さらに顔が熱くなる。


「そうやってすぐ顔を真っ赤にさせるところも可愛いって思う」


今度は、おでこにキスを。


「はじめての恋にも関わらず精一杯俺に好きを伝えようとしてくれるところとかも好き」


そして、まぶたに。


「瑠衣のひとつひとつが可愛くて、なにやっても愛おしく思える」


そして、耳たぶに甘く吸い付くようなキス。

触れられた部分が熱を帯びる。