恥ずかしくて、両手で口を覆うと、
「瑠衣の声、もっと聞かせて」
私の手を取ると指を絡めて、ゆっくりとベッドへ倒される。
私の上に覆いかぶさる先輩は、唇を塞ぐ。
いつもより深くて、変な声が止まらない。
「瑠衣、可愛い」
先輩も、少し余裕がなさそうに見える。
私は、必死に先輩の愛を受け止める。
先輩の唇が移動して、下へ下がったあと、首筋で止まる。
チュッと軽いキスが落ちたあと、そこをペロッと舐められてくすぐったくて声が漏れる。
そして肌に唇を押し付けられて、小さな痛みが走る。
やっ、なに……
「せんぱ、い……」
少しだけ、怖くてぎゅっと目を閉じる。
「瑠衣、ごめん」
先輩の優しい声が落ちてきたあと、私の身体を抱きしめる。
「びっくりしたよな。悪い。でも、もうなにもしないからそんな怯えないで」
まぶたにチュッとキスを落とす先輩。
私のことを安心させてくれるみたい。
「瑠衣に欲情して、自分抑えることができなかった。そのせいで瑠衣を怯えさせてたら彼氏失格だよな」



