「いや、それはいいけど。その格好で寝るのやべーから」
「……へ?」
その格好とは……とソファから上半身だけを起き上がらせ、自分の服装をチェックする。
「……っ!!」
ほんとだ。私、今先輩のTシャツしか着てないんだった……!
「お、お見苦しいものを……」
ふとももあたりまであらわになっていたから、慌ててTシャツを下げる。
「なんでだよ。むしろ瑠衣のなら大歓迎だけど」
顔を近づけると先輩は、チュッといともたやすく私の唇を奪う。
不意打ちのキスをくらってしまった私は、ポポポッと顔が暑くなる。
「瑠衣、顔真っ赤」
先輩は私を見て口角を上げて笑う。
ううっ、やだ……。私、先輩にすごくどきどきしてる。
「かーわいい」
次々とキスを落とす。
「せ、んぱ……の、お父さんが……」
「まだ帰って来ねーよ」
リビングでこんなことしちゃうのは少し抵抗がある…かも……。



