角砂糖より甘い先輩の溺愛は、今日も止まらない。


観賞用って……まるで観葉植物かなにかみたい。


「それに私なんかじゃとてもじゃないけど先輩とは釣り合わないし!」

「そんなことはないと思うけどなぁ……」


つばきちゃん、可愛いのに。私が知ってる限りでは一番だと思うもん。


「そんなこと言ってくれるの瑠衣だけよ!」


むぎゅーっと私を抱きしめるから、苦しくなった。


「それにね、何度も告白されてるみたいだけど、ずーっと断ってるんだって!」


手を離しながら、しゃべり続けるつばきちゃん。


「へぇ、そうなんだ……」


告白たくさんあるんだ……。すごい。まるで別世界の話をしているみたい。

それに先輩のことになると、つばきちゃんがいつも以上におしゃべりになっちゃう。


でも、あれだけかっこよかったら先輩のことしゃべりたくなっちゃうのかな。

それってなんか……アイドルみたい。

つばきちゃんは、平野先輩というアイドルを追っかけているみたい。


だけど、そんな先輩があんなところで寝ていたなんて……びっくりだ。