角砂糖より甘い先輩の溺愛は、今日も止まらない。


「そう! 瑠衣も見たでしょ? あの顔! 一度見たら虜になるくらいかっこよかったでしょ!」

「う、うん……?」


たしかに、すごくかっこよかったのは覚えてる。

目が合うだけでどきどきしたもん……。

芸能人かな?って思っちゃうくらいかっこよかった。


ううっ……。思い出すだけで、またどきどきしてきた。


「普段はすっごーくクールで、あの見た目だから声かけたくてもかけられなくて……! 遠くから眺めてるだけで精一杯なの!」


す、すごい……。そんなに先輩人気者なんだ。


「先輩たちは声かけてるみたいだけど、私たち1年だとやっぱり女子の先輩の圧に負けちゃって近づけないんだから!」


ひえぇ……。そんなに怖いんだ。じゃあ私、先輩とあんまり関わらない方がいいんじゃ……。


「瑠衣が先輩に声かけられたのは、ほんっっとーに貴重なんだからね!?」

「う、うん……?」


つばきちゃんの圧に負けて、思わず頷いてしまった。