『ありがとう』 聖の引っ越しの日。 家の前には楓・私・蒼が並んでて、変わらない風景が広がっていた。 『蒼、ありがとうな..俺の親友だ..』 何だか気持ち悪く、私と楓は笑うしかなかった..。 『楓っ、いろいろありがとう..』 『ありがとう』 楓と聖.. 手を繋いでいる.. 楓が涙を堪えてしまって、抱きしめている聖..。 『ゆあ..ありがとう、好きだよっ』 『ありがとう、す、好き』