この先、自分はまだ知らないままに時は.. 冬を迎えようとしていた..。 学校帰りの道にあるスーパーに立ち寄った私たち.. 3学期に入って、 バレンタインデーの話題になっている構内。 『楓は誰かに渡すの?』 『そういうゆあは?聖だよねぇ?』 『もちろん!勇気出ないけど..』 『私..聖と蒼に渡そうと思っているんだけど..』 『けど..?』 何だか言いづらい事でもあるかのような雰囲気にある楓。