ひと夏の経験..しちゃった.. お互いの気持ちが通い合い、ふたりはひとつになっていた。 橋の下の草むら.. 翌日には虫刺され..って言う散々だったけど。 私にとっては本当に意義のある幸せなひとときだった。 聖は汗ばむ中を、必死になって抱きしめてくれた。 そして何より、幸せを与えてくれていたんだもの。 『付き合うのはまだ先だね、聖っ..』 『分かった..。でも好きだよっ♪』 『ありがとう、聖..』