二次会が終わり、会場を出発した私たち..。

久しぶりに再会した私たち..。

思っていた以上に楽しく、気づけば夜中になっていた..。



『ゆあ、送って行くから..』

『いやぁ、大丈夫..ありがとうね』

『夜道に女性ひとりは危ない..』

『本当に本当に大丈夫..』


優しさは変わらず、昔からそうだったね..。

私は背を向けて、家まで歩くつもり..だった。


『ほら、送って行くから..』

『いやぁ大丈夫』

『危ないって..』


家までの時間、確かに遠いけど..
聖がいてくれて心強いんだ..。