そらから約20分、校門の所に人影が見えて思わず駆け出す。 パシャ、と水が跳ねたけど。 降り続ける雨が体を濡らしたけど。 会いたくて会いたくて仕方なかったから。 「薫くんっ⋯⋯!」 馬鹿みたいに、彼に飛びついた。